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有効な中庭のつくり方

久しぶりに家づくりブログらしい記事ってことで、今回のテーマは中庭です。
実は中庭については、「Web内覧会3 ~リビング その1~」でちょっと触れていて、やっとアップにこぎつけました。



家のプランを検討していた時、結構最後の方まで真剣に「中庭プラン」を考えていました。
うちのような間口の狭い敷地で、広々としたLDKをつくるには中庭は有効だと思っていたからです。


その時の案はこんな間取りでした。

a0148917_23331461.jpg

中庭をつくることで、光や風が入りやすくなることは言うまでもないですが、
オレンジの点線で囲ったようにテラスまで含めた面積がLDのように感じて、
実際の面積よりも広々としたLDKになると考えたんです。


でも…うちの場合には、この案には大きな欠点がありました。


1つ目 中庭をつくるために家が長くなり、その分、庭が狭くなること。

当たり前のことですが、うちのようにそれほど広くない土地の場合はダメージ大です。


2つ目 それほど大きな中庭ができないこと。

展示場のモデルハウスのような大きな家なら広い中庭をつくれて、その恩恵も絶大ですが、
うちのような土地の場合、せっかく中庭をつくったとしてもせいぜい4帖半程度が限界です。
その広さでは、一歩間違えるとビルの谷間のような空間になってしまいます。
快適な中庭には少なくとも8帖くらいの広さを確保しないといけない
んじゃないかと思います。
あと家の工法にもよりますが、うちのような2×4の場合は、図のように90センチ幅の壁がある程度必要になるので、
中庭も全面ガラス張りにすることはできず、当初のLDKを広く見せる効果は少し落ちてしまいます。



そんなこんなで、最終的に落ち着いた間取りはこんな感じです。

a0148917_2352564.jpg

さっきのプランと比べても、LDKの面積はほぼ同じです。
だけど右の方の庭はかなり広くなりました♪
今でもこちらの案にしたのは、うちの場合は正解だったと思っています。



では、どんな場合なら中庭は有効なんでしょうか?

有効だと思うケースを4つあげてみます。

a0148917_23572727.jpg

ケースAは、庭につなげて中庭を設ける場合。
これだとビルの谷間になることもないし、中庭自体も広く感じます。

ケースBは、敷地が細長く、隣の家との距離も狭い場合。
これだと家の全体に光や風を取り込むことができるので、小さな中庭でもメリットは大です。

ケースCは、もともと坪庭のような演出をする場合。
これなら狭い中庭でも構いません。

ケースDは、広い敷地に広い家で、中庭も10帖以上確保できるような場合。
これだけ広ければ中庭の持つメリットを色々と受けることができます。



と、個人的にはこんな風に中庭のことを考えています。

家づくりの考え方は人それぞれですから、何が正解とは言い切れません。
今回の記事も共感できる方とできない方がいると思います。

でも、こういう考え方もあるんだなぁ~って、これから家づくりをされる方の参考に少しでもなってくれるとうれしいです。


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by mottie-papa | 2010-06-14 00:15 | 間取りのコツ
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