前回に続き家づくりネタです。
LDKをほぼ正方形にまとめた経緯は前回ご紹介しましたが、 その間取りの中に、設計当初なくしたかった邪魔な壁があったんです。 それはここの2箇所の袖壁です。 点線で囲った2箇所の袖壁のうち、キッチン側はまだしも、 ダイニングとリビングの間の袖壁はホントはなくして開放的なLDにしたかったんですが、 構造上どうしてもなくせませんでした。 しかも袖壁だけでなく、その間には天井から30センチくらいの梁も出てしまうことに…。 これがどんな状況なのか、ダイニング側からのイメージ図で見てみるとこんな感じです。 ん~ごつい…。 せっかく20帖以上のLDKを確保したのに、真ん中で分断するような袖壁と梁が出てしまうなんて~。 そこで考えました。 どうせなくすことができないなら逆に活用しちゃえ~と、梁部分をアーチ状にしてもらうことにしたんです。 どういうことかというと… こういうことです~。 こうすれば、「あら~梁が出ちゃったんだ~」ではなく、「お~アーチがあっていいね~」ということに! …ならない? 確かにただアーチにするだけでは、袖壁の邪魔っぽさはまだ消しきれない…。 それならば! いっそのこと袖壁に装飾を加えて、あたかもこの壁は造るべくして造ったんだってことにしてしまおう! どういう装飾かというと… アーチを支えているような柱を造るんです。 壁を一部ふかすだけのなんちゃって柱です。 別にアーチを支えるような柱は構造上も必要ないんですが、 こうして柱のようにすることで袖壁の存在がだいぶ薄まると思います。 さらに単に柱の上部に数種類のデコラティブなモールディングを巻くことで、ちょっと上品な仕上がりにしました。 (モールディングといっても、天井の廻り縁に使う素材をを3種類組み合わせただけです) この結果、うちのLDKはこうなりました。 どうでしょう? キッチンのカウンターで隠れてアーチ全体が写ってなくて分かりづらいかもしれませんが、 袖壁や梁の邪魔感はなくなり、アーチによってちょっといい感じになっていませんか? リビングからダイニングを見ると… これまたアーチ全体は写ってない写真ですみません。 でも全体の雰囲気は伝わったでしょうか? うちの自己満足かもしれませんが、アーチや柱状の装飾にしたおかげで、 今のところ袖壁や梁を邪魔に思ったことはありませんし、 逆に僕たち夫婦のお気に入りの場所にもなっています。 しかもこの施工をしてもらうための工事費の増額は1万円もかからなかったので、満足しています。 (たしか8千円くらいだったと記憶しています) たぶん、こんなふうにちょっとした工夫を重ねることで、みんな自分のお気に入りのおうちに近づけていくんでしょうね。 頑張ったね~とか、こんなんじゃまだまだ~って思われた方、ポチして応援してくれるとうれしいです♪ コメントはどなたでも気軽にどうぞ~。
by mottie-papa
| 2010-06-20 01:03
| 間取りのコツ
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